――――Japan Association for East Asian Text Processing(JAET)―――― △▼△▼△▼△ 漢 字 文 献 情 報 処 理 研 究 会 △▼△▼△▼△ ▽▲▽▲▽▲▽ メ ー ル マ ガ ジ ン ▽▲▽▲▽▲▽ ―――――――――――― http://www.jaet.gr.jp/ ――――――――――― ========== 東洋学研究・教育の電子化と電脳漢字処理の最新情報 ========== ■□ 2009.11.23 □■ ■□ 号 外 □■ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・メーラーを等幅フォントに設定してください。 ・バックナンバーの閲覧・検索は、http://jaet.gr.jp/mag/ でどうぞ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆◇ JAET か ら の お 知 ら せ ◇◆ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以下の通り、第12回大会・会員総会の案内ができましたので、ご連絡します。 奮ってご参加くださいませ。 ―――――――――――――――――――― ■□漢字文献情報処理研究会第12回大会□■ ―――――――――――――――――――― ○日時:2009年12月20日(日)13:00~17:30 ○会場:花園大学・拈花館202教室 ○会員入場無料(非会員は参加費500円)・参加自由 ○プログラム 13:00~15:00 研究報告 (1) 高田智和(国立国語研究所) 「ア行の/e/・ヤ行の/je/を表わす仮名文字の標準化をめぐる諸問題」 概要:天暦年間(947-957)ころまでの日本語(中央語)で、音韻上の区別があった とされるア行の/e/とヤ行の/je/を書き分けるための仮名文字が、2008年にISO/ IEC 10646へ追加提案された。この提案については、(1)提案文字をコンピュータ で扱う目的や想定される使用層が必ずしも明確でないこと、(2)「変体仮名」の 追加提案を今後誘発する可能性があること、(3)活字字形としての安定と洗練が 不足しているため代表字形のデザインが難しいこと、(4)提案が日本からではな く他のNational Bodyからなされたこと、などの問題がある。 (2) セン善斌(早稲田大学)、小川利康(早稲田大学) 「検索エンジン(Lucene)による中国語用例抽出最適化―北京大学中国語語料 庫を利用して」 概要:近年、インターネットの発達に伴い、中国語のウェブページが増えてき た。北京大学は様々な領域の用例を収集した中国語語料庫を開設している。本研 究は北京大学の中国語語料庫から、HSK常用単語に関する中国語例文を抽出し、 抽出済の1400万例文を検索エンジンでインデックス化し、自然言語処理理論に よって、抽出単語にウェート付けを行い、教育向けに最適化された例文検索を可 能にする。今回の発表は、試作プログラムを実演しつつ、その理論を紹介した い。 (3) 川幡太一 「『漢字データベース計画』の現状とこれから(仮題)」 (休憩20分) 15:20~17:00 企画討論会 「Windows 7時代の“電脳中国学”と“人文系情報処理テキスト”」 (1) 提題者:千田大介 (2) コメンテーター:師茂樹、山田崇仁 (3) 全体討論 17:00~17:30 総会 ※大会・総会終了後18:00頃より懇親会を開催予定です。決定次第Webに掲載します。 ※詳細情報・申し込みは http://www.jaet.gr.jp/meeting.html をご覧下さい。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃漢┃字┃文┃献┃情┃報┃処┃理┃研┃究┃第┃10┃号┃★絶賛発売中!★ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ ┏━━┓ ┃目次┃ ┗━━┛ ■□漢情研2009年公開講座 報告□■ ●公開討論会 著作権をめぐる新動向 "Googleブック検索"と著作権法改正案 ・著作権をめぐる最近の動向 Googleブック検索問題と著作権法改正案 小島 浩之 ・KOTONOHA『現代日本語書き言葉均衡コーパス』における著作権処理 前川喜久雄 ・著作権法改正と国立国会図書館のデジタル化を巡って 大場 利康 ・雑考:Googleブック検索とアメリカの出版事情 清水 哲郎 ・学術情報のディジタル化 国立国会図書館の新たな役割 石岡 克俊 ■□特集1 『漢情研』10年を振り返る 漢字文献情報処理の変遷□■ ・『漢情研』10年を振り返って 山田 崇仁 ・電脳漢字処理環境この10年 上地 宏一 ・図書館・OPAC・漢籍 小島 浩之 ・人文学情報教育の10年 山田 崇仁 ・Nグラム特集、その後 師 茂樹 ・中国語CAI実践レポート 田邉 鉄 ■□特集2 人文系学生への情報教育とカリキュラム□■ ・漢字文献情報処理教育には何が必要か 山田 崇仁 ・人文学情報教育に携わって 山田 崇仁 ・授業報告:卒業論文作成のための情報検索入門 藤原 敦 ・「人文系学生のためのITスキル共通参照枠」の提案 山崎 直樹 ・授業実践:コンピュータ中国学─知る・使う・作る─ 清原 文代 □■中国語CAI実践レポート Webを活用した中国語授業プラン□■ ・未知の単語との遭遇─辞書では分からない単語へのアプローチ 氷野 善寛 ・画像が伝える中国語─文字だけでは伝えきれない中国語を知る 中西 千香 ・中国の伝統行事─調べてみよう!中国と日本の行事の相違 三枝 裕美 ・「たまご一個いくら?」の中国語 田邉 鉄 ・就活で学ぶ中国語 清原 文代 ・教室から旅する90分 金子 眞也 ■論文■ ・東京大学総合図書館所蔵鴎外文庫「明代勅命」管見 小島 浩之 ・GraphText─紙テープに呪縛されないテキストデータの試み 師 茂樹 ▽▲▽▲情報リソース レビュー▽▲▽▲ ・アプリケーションソフト Windows7&Office2010 テクニカルプレビュー版 / 一太郎2009&ATOK2009 / Webブラウザ / WorldVoice日中英韓 山田崇仁 / 秋山陽一郎 / 金子眞也 ・学術リソース 中国のネットとIT事情 千田大介 ・学術ソフト・製品 USB個人用小型データベース─愛如生拇指数據庫:『方以智著作集』を例 に 齊藤正高 ■□自著紹介■□ 『情報歴史学入門』 ┌───────────┐ │ 定価:2,000+税 │ ├───────────┤ │ISBN:978-4-87220-134-5│ └───────────┘ ・最寄りの中国書籍店・書店にてお求め下さい。 ・書店への入荷が困難な場合は、オンライン通販窓口をご利用下さい。 現在、申し込み受付中です(http://jaet.gr.jp/shop)。 ・漢情研会員は、専用窓口にて会員価格にてお求め頂けます。 掲示板・メーリングリストの関連情報をご参照下さい。 ==Information========================================================= ・このメールマガジンは、講読をお申し込みいただいた方に、無償で送信して おります。 ・このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用し て発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000083458) ◆登録変更・講読停止 ----- http://jaet.gr.jp/mag/ ◆漢情研入会申し込み ----- http://jaet.gr.jp/guiding.html ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃漢字文献情報処理研究会メールマガジン 号外 [2009.11.23]┃ ┃ 毎月1日発行┃ ┠─────────────────────────────────┨ ┃ 編集・発行:漢字文献情報処理研究会┃ ┃ 本号編集担当:上地 宏一┃ ┠─────────────────────────────────┨ ┃本メールマガジンの内容を、著作権法に定められた範囲を超えて、無断で┃ ┃引用・転載・再利用することを厳禁します。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ |