――――Japan Association for East Asian Text Processing(JAET)―――― △▼△▼△▼△ 漢 字 文 献 情 報 処 理 研 究 会 △▼△▼△▼△ ▽▲▽▲▽▲▽ メ ー ル マ ガ ジ ン ▽▲▽▲▽▲▽ ―――――――――――― http://www.jaet.gr.jp/ ――――――――――― ========== 東洋学研究・教育の電子化と電脳漢字処理の最新情報 ========== ■□ 2002.11.15 □■ ■□ 第二十一号 □■ ―[PR]―――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃漢┃字┃文┃献┃情┃報┃処┃理┃研┃究┃第┃3┃号┃★10月10日発売★ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ ■■□ 本会機関誌最新号の最新刊がついに発売! □□□□□□□■■■■ ■■□ 詳細情報・オンライン通販はhttp://jaet.gr.jp/jj/にて □■■■■ ■■□ 創刊号・第二号も上記Webページにて販売中 □□□□□□■■■■ ■■□ 上記Webページに創刊号の全文PDFを公開! □□□□□□□■■■■ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★Windows中国語処理と電脳東洋学研究の最新マニュアル★ ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃電┃脳┃中┃国┃学┃II┃ 本会編・好文出版刊 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┛ http://jaet.gr.jp/denchu2/ お求めはお近くの書店か、オンライン通販窓口http://jaet.gr.jp/shop/にて ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・メーラーを等幅フォントに設定してください。 ・バックナンバーの閲覧・検索は、http://jaet.gr.jp/mag/ でどうぞ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◆◇ JAET か ら の お 知 ら せ ◇◆ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ――――― ■総合情報 ――――― ■□漢字文献情報処理研究会第5回大会のお知らせ□■ ○日時:2002年12月7日(土)13時より ○会場:花園大学無聖館403教室 http://www.hanazono.ac.jp/ ○入場無料(但し非会員は資料代として500円申し受けます。) ◆要申し込み(申し込みフォーム: ~~~~~~~~~~ http://www.jaet.gr.jp/meeting-form.html) ●研究発表(13:00〜14:00) ・師茂樹(花園大学専任講師)「花園大学禅デジタルアーカイブ・プロジェ クトの構想」 ・山田崇仁(立命館大学講師)「統計学的手法を利用した先秦文献の分類に 関する研究―『論語』を例にして―」 ●特別セッション「CHISEが開く新しい漢字の世界」(14:30〜16:30) ・師茂樹(花園大学専任講師)「CHISEとは何ではないか」 ・守岡知彦(京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター助手) 「XEmacs UTF-2000の紹介」 ・上地宏一(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程) 「漢字字形の自動生成とネットワークフォント」 ・藤原義久(ATR人間情報科学研究所)「漢字のネットワーク」 ・江渡浩一郎 (独立行政法人産業技術総合研究所研究員/メディアアーティ スト)「漢字構造の可視化 (work in progress)」 ※大会後、総会と懇親会があります。 ※詳細は、http://www.jaet.gr.jp/meeting.html#5 をご参照下さい。 ――――――― ■会員向け情報 ――――――― ○会費納入のお願い 2001年度・2002年度会費が未納の方は、出来るだけ早くお振り込みくだ さい。振り込み口座は http://www.jaet.gr.jp/JAET-BBS/(会員専用) にてご確認ください。 ○新入会員(2002.10.26〜2002.11.10) 1名の方が新たにJAETに入会されました。 ====================================================================== 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◆◇ JAET-BBS ダ イ ジ ェ ス ト・2002.10.26〜11.10 ◇◆ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・漢情研会員はリンクをクリックするとJAET-BBSの当該発言を閲覧できます。 ――――――― ■イベント情報 ――――――― ○図書館総合展 と き:2002年11月20日(水)〜11月22日(金) ところ:東京国際フォーラム 詳 細:http://www.j-c-c.co.jp/fourum4.htm ※国会図書館:新たなる知の宝庫へ−インターネット情報資源への取り組 み 日外アソシエーツ:これからのレファレンスツール2002年版−大学図書 館におけるインターネット情報源(無償・有償サイト)の導入前 ・導入後(利用者周知・教育の実務方法) 丸善:小中学校〜専門図書館まで、9000を超える導入実績を持つ「世界 標準」の図書館システム 校倉(あぜくら)(仮題) などの出展・フォーラムあり。 ○第7回 XML開発者の日 日時:2002年11月30日(土) 主催:XMLジャパン企画・実行委員会/ネットラーニング 会場:青山テピア 詳細:http://www.xmljapan.org/program.htm ※「2002 XMLジャパン」のイベント ○第8回シンポジウム コンピュータ国文学へのおさそい −出版とアカデミズム− 日時: 平成14年12月6日(金)午後1時〜5時 場所: 国文学研究資料館 大会議室 〒142-8585 東京都品川区豊町1-16-10 Tel:03-3785-7131 E-mail:db@nijl.ac.jp 参加自由・無料 詳細:http://www.nijl.ac.jp/~db-room/sympo/8thsympo.html ――――――――――――――――――― ■雑談 <電脳・社会・学界をめぐって> ――――――――――――――――――― ○『インタフェース』誌 特集記事「多国語文字コード処理&国際化の基礎と実際−もう日本語対応 だけではすまない!」は必見。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=ac2&mes=855 ○【雑談】現代漢語部件規範とは 「現代漢語部件規範」が出た模様。漢字のパーツ分解の規範か? http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=ac2&mes=857 ○中国語ジャーナル11月号 アルクの『中国語ジャーナル』11月号によると、東方書店の本年度上半期 売り上げトップは、本会編『電脳中国学II』! http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=ac2&mes=860 ○【雑談】MS Office 11は旧Windowsサポートせず 来年デビュー予定のMS Office 11は、Windows 2000 sp3・Windows XP以降だ けしかサポートしない模様。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=ac2&mes=864 ○多言語MP3プレーヤー発売 曲情報を中国語表示できるMP3プレーヤーが発売される。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=ac2&mes=865 ○【教育】「情報」以降の大学生のレベル 平成14年度情報処理教育研究集会で、情報処理学会が進める初等情報教育 カリキュラムの話題が。高校の情報授業の実態把握が、今後の大学の情報 教育教育を構築する上での課題になろう。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=ac2&mes=867 ○【雑談】純中国産ネットワークコンピュータ ハードからソフトまで、純中国産ネットワークコンピュータが発表される。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=ac2&mes=868 ○朝日新聞別刷に坂村教授登場 相変わらずの坂村節。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=ac2&mes=870 ―――――――――――――――――――――― ■電脳情報 <Webサイト・ソフトウエア etc.> ―――――――――――――――――――――― ○【雑誌】DOS/Vパワレポ12月号 附録CD-ROMに、MS Office XPサービスパック2収録。付録の「PC/AT互換機 名鑑」はマニア心をくすぐり面白い。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=info2&mes=53 ○東洋学文献類目検索(china3) バージョン4.4 オンライン版『東洋学文献類目』がバージョンアップ。インターフェイスが UTF-8化し、JIS外字の検索が可能に。一部、Ext.A・Bの文字も使用している とのこと。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=info2&mes=55 ○文化情報のシソーラスについて 文化財、美術品に関する日本語シソーラスの情報。辞書とシソーラスとは 別概念とされ、データベースを離れてシソーラスだけを共有することは果 たして可能か? http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=info2&mes=60 ○akira22 Unicode対応エディタakira21++がアップグレード。内部処理も完全に Unicode化され、Unicode対応正規表現Grep検索ツールとしてきわめて有用。 メーラ機能付きのakira22++は、年内完成目標とのこと。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=info2&mes=68 ○多言語全文検索ソフト βテスターを募集中。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=info2&mes=72 ○日→中翻訳サイト 聯通国際が翻訳サービスを提供。ソリューションは、華健。中国国内では、 プロクシ代わりに利用されることも多い。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=info2&mes=77 ○ネット用中国語教育教材 βテスターを募集中 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=info2&mes=80 ○サーチクロス このほどデビューしたWindows用ファイル検索ソフト「サーチクロス」は、 多言語未対応。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=info2&mes=83 ―――――――――――――――――――――― ■文字処理情報 <テキスト処理と文字コード> ―――――――――――――――――――――― ○テキスト処理の新刊 『コーパス言語学の技法 1.テキスト処理入門』が刊行される。欧州言語 中心の解説ながら、基礎から解説されていて良い。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=code2&mes=354 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=code2&mes=355 ○『GB18030』セミナーに行ってきました ダイナコムウエア主催のセミナーの報告。メーカー向けの説明が主。 GB18030規格そのものに関する新たな動きは特に報告されず。 http://jaet.gr.jp/JAET-BBS/contents.cgi?room=code2&mes=356 ―気まぐれコラム――――――――――――――――――――――――――― 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◆◇ CNKI雑感 ◇◆ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 千田大介@電脳瓦崗寨 http://wagang.econ.hc.keio.ac.jp/ ●はじめに CNKI(中国期刊網。http://www.cnki.net/)は、理系・文系問わず、中国の学 術逐次刊行物のほとんどを網羅した、大規模学術論文データベースである。筆 者が『漢字文献情報処理研究』創刊号のレビューで、おそらく国内で始めて CNKIを紹介したのが2001年、今年になってようやく日本でもCNKIの導入が本格 化しはじめた。その先頭を切った早稲田大学では、本日までの期限で学内向け にCNKIのサービスを試供している。 幸いにして、筆者も早稲田大学を訪問してCNKIを試用する機会を得、その利便 性・先進性を改めて確認することができた。以下は、その試用を通じて得た感 想を、雑駁に綴ったものである。 ●便利さの代償 CNKIとは、中国で1994年以降に発表された論文のデータベース、いわゆる電子 ジャーナルである。将来は文革以降の全論文を網羅する予定であるという。キー ワード検索したり、分類をたどったりして必要な論文を探し、全文データをダ ウンロードして閲覧することができる。論文本文はcajという独自形式のファ イルになっており、それをフリーソフト「CAJビューワ」で閲覧する。簡単に 言えばPDFのようなものだ。論文によって、本文が画像であったりテキストで あったりまちまちであるが、テキスト化された論文を閲覧するには、CAJビュー ワの中国語フォント設定が必要となる。 強力な検索機能もCNKIの特色だ。題名・著者・キーワード検索はもとより、論 文のサマリーを全文検索することもできる。論文も、テキスト化されているも のについては、全文検索が可能になっている。「高級検索」で複数の条件・検 索対象を組み合わせると、より効率的に対象を発見することができる。 CNKIを使えば、瞬時に中国のさまざまな論文を入手・閲覧することができる。 従来、人文学の研究では、何処をつつけば求める情報が得られるか、という調 査手順の習得と習熟が研究者の重要な訓練項目であり、研究をすすめる過程で は、先行論文の調査に多大な時間が割かれてきた。論文索引をベタあたりし、 論文の引用文献を芋蔓式に調査し、雑誌が収蔵されている図書館をめぐり、時 には海外の友人にまでコピーを頼んだりもする。その調査手順を身につけたこ と、求める重要な先行論文を発掘することは、体育的な充実感を与えてくれる が、その一方、それが研究のすべてであると思いこんでいるかのような研究者 や論文に出くわすことさえもある。 しかしCNKIは、研究者のささやかな体育的な肉体的満足感を奪い去ってしまう。 満足感ばかりか、もはや先行論文を調査する技術に素人も玄人もないのだから、 「よく調べたね」という努力賞までも認められなくなってしまうことだろう。 逆に、調査手順のその先にある学術研究の本質について、研究者はこれまで以 上に意識する必要に迫られよう。 一方、日本で同種のサービスが提供されていないことは、圧倒的な不利益をも たらすだろう。台湾にも国家図書館の論文検索・FAXサービスがあるので、中 国学の論文は、ネット上で検索し入手することが常識化している。やがて、ネッ トを通じて入手できない日本の研究は、世界の中国学から全く無視されること になるかもしれない。そうしたら国際的な日本無視、いわゆる「ジャパンパッ シング」がより一層進展することだろう。 ●評価システムとしての側面 以上のCNKIの特長は、学術研究の情報化がもたらす情報検索の効率化の一側面 であり、電子テキストを用いた検索・分析手法が文献からの資料抽出の努力を 無意味化するのと本質的に変わらない。論文や資料の収集が電子化によって簡 単になれば、読解と立論に多くの時間が振り向けられるようになり、学術研究 水準は向上する、これが学術情報化が目指す理想である。しかし、実際には電 子化が必ずしも研究水準の向上をもたらさない、というのが難しいところであ る 院生・教員を問わず、研究者はヒマな職業ではない。筆者などは、ハタからは ヒマ人に見えるかもしれないが、しかしそれでも、大学のいろいろな仕事が回っ てきて、それなりに忙しい。景気が悪化し大学改革の動きが活発化するなかで、 研究者はあるいは日々の生活に追われ、あるいは大学の事務仕事に追われ、研 究に割ける時間は充分ではない、とうのが、全国的な状況であろう。このよう な情況下では、電子化によって浮いた時間は雑用に振り向けられるのがオチで あり、肝心な学術水準の向上は望むべくもない。 事実、ここ一二年で、多くの資料が列挙されているものの、それらを充分に読 解できておらず、論の練り上げも不足している、明らかに電子化の弊害とも言 うべき論文を目にするようになってきた。水準向上どころか、手作業で資料を 集めていればその過程で文献に目を通さざるを得なかったが、それをしなくなっ た分だけ水準が低下したのではと思われるほどだ。もちろん、積極的に研究を 進めるモチベーション・能力・時間に恵まれた一部の研究者の水準は、学術電 子化によって、向上するであろう。しかし、いかに電子化媒体による研究環境 が整おうとも、論文を評価するシステム抜きでは、全体的な学術水準向上は、 画餅なのである。 この点、CNKIは、単なる論文全文提供サービスではない。CNKIでは、検索した 論文の引用文献、被引用文献などをたどることができるようになっている。著 者ごとに論文を一覧することもできる。そう、論文評価・研究者評価のための システムというのが、CNKIのもう一つの顔なのである。 文部科学省の二十一世紀COE、旧称トップ30が、中国で成功している重点化大 学構想に着想を得ていることは、以前に週刊誌などで報じられていたが、しか し二十一世紀COEは、既存の大学序列を確認するだけの結果に終わったと、始 まったとたんに酷評されている。 この失敗の原因は、中国における学術水準向上のためのシステマチックな試み の一部分だけを取り出して真似たことにあると筆者は考える。重点化大学が成 功を収めている陰で、中国はCNKIやその他の論文・研究評価システムを着々と 構築していたのである。同時に、大学教員への昇格試験義務づけ、教育・研究 業績に応じた格付けと連動した給与システムなど、人事制度も大きく改革され ている。北京大学・清華大学などでは、同じ教授でもランクによって手当の額 に十数倍の格差が付けられており、人事制度も終身雇用制度から契約制度に改 められているほどだ。 このように、中国の重点大学育成は、評価システム構築、それに基づく人事・ 給与制度改革と表裏一体のものとして進められているのであり、COEのように ただ金をばらまいたところで、成功を収めるのは困難であろう。 ●待望される"J"NKI 「ジャパンパッシング」問題、評価システムの不在、CNKIはそのような日本の 高等教育・学術界の問題点を解決するヒントを与えている。 わが国で、文部科学省あたりが音頭をとって同様の学術論文データベースを構 築し、それを本当の意味での大学改革や研究助成政策と連動させればどうなる だろうか? 我が国にもGeNii(http://ge.nii.ac.jp/)のようなサービスがあるにはある が、研究者・研究組織の情報化意識と善意に頼っているために、国内の学術刊 行物のほんの一部分しかカバーできておらず、残念ながら有用とは言い難い。 しかしもしも、公的論文データベースに提供されない論文は、公式に学術業績 としてカウントせず、研究・教育機関評価にも反映されないことにしたならば、 多くの人・研究組織が進んで論文の提供を申し出るのではなかろうか? このようにするならば、学術水準向上・情報発信・研究評価の三者を有機的に 結びつけ、大きな成果が期待できよう。 もちろん、これが本当に実現したら、我々研究者にとってはずいぶん世知辛い、 やりにくい時代になってしまうことだろう。しかし、昨今の大学改革論議にお ける現場サイドの歯切れの悪さ、それの裏にある(らしい)研究や仕事をして いない相当数のキョージュの存在、などを考えるとき、やはり"J"NKIをもって 我が身を律することが、わが国の学術界には必要なのではないかと思われてな らない。 ●おわりに CNKIに触発されていろいろと書き連ねてきた。もちろん、CNKIを使うのにここ まで深刻になる必要は全くない。単純に中国の学術論文を簡便に利用する手段 として存分活用すればいいだけのことである。この中国学研究における革命的 ツールが、より多くの大学・研究機関に導入され、より多くの方々がその恩恵 にあずかり、威力を堪能できるようになることを願ってやまない。 最後ではあるが、CNKIの導入にご尽力されるとともに、多くの関連情報を JAET-BBSにお寄せ下さった早稲田大学助教授の小川利康氏に感謝申し上げたい。 【このコラムは不定期掲載です。】 ==Information========================================================= ・このメールマガジンは、講読をお申し込みいただいた方に、無償で送信して おります。 ・このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して 【このコラムは不定期掲載です。】 発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000083458) ◆登録変更・講読停止 ----- http://jaet.gr.jp/mag/ ◆漢情研入会申し込み ----- http://jaet.gr.jp/guiding.html ====================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 漢字文献情報処理研究会メールマガジン 第二十一号 [2002.11.15] ┃ ┃ 毎月1日・15日発行 ┃ ┠─────────────────────────────────┨ ┃ 編集・発行:(c)漢字文献情報処理研究会┃ ┃ 本号編集担当:千田 大介┃ ┠─────────────────────────────────┨ ┃本メールマガジンの内容を、著作権法に定められた範囲を超えて、無断で┃ ┃引用・転載・再利用することを厳禁します。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ |