開催要領

主催
漢字文献情報処理研究会
共催
科学研究費補助金・基盤研究(B)「情報時代における中国学研究・教育オープンプラットフォームの構築」16H03351
日時
2016年12月11日(日)13:30~
会場
東京大学本郷キャンパス経済学研究科学術交流棟(小島ホール)1階第1セミナー室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_03_j.html

入場無料、参加自由、懇親会のみ要申込(参加自由ですが、ご出席の方は事前登録にご協力をよろしくお願いします)。

プログラム

  • 13:30 代表挨拶
  • 「情報時代における中国学研究・教育オープンプラットフォームの構築」プロジェクト紹介 千田 大介(慶應義塾大学)
  • 〈中国学の情報化対応に関するアンケート2016〉中間報告 師 茂樹(花園大学)
  • 休憩
  • 座談会「情報時代における日本中国学の可能性」
  • (問題提起)インド学・仏教学における研究情報発信の取り組み 師 茂樹(花園大学)
  • (問題提起)テキスト・クリティークにおけるデジタル情報の活用 小島 浩之(東京大学)
  • 17:30 終了予定
  • 18:00 懇親会(要申込)

座談会「情報時代における日本中国学の可能性」

 中国をはじめとする東アジア各国では、情報化・国際化の推進をはじめ、学術研究・教育が活況を呈している。その一方、我が国では人文社会系の縮小・再編が議論されるなか、中国学を取り巻く環境も厳しさを増しており、相対的な地盤沈下が言わるようになって久しい。

 かかる状況を踏まえて、本科研費プロジェクトは、学術研究・教育の情報化に焦点を当て、厖大な蓄積を持つ日本中国学が国際的な学界の趨勢に如何にキャッチアップし、さらには存在感を取り戻すためになにをすべきかを考えるものとして構想された。

 本座談会では、情報発信に対する意識の問題に注目し、先駆的なとりくみ事例の報告とアンケート調査結果を手がかりに、日本中国学が抱える問題への“処方箋”を考えてみたい。


Last-modified: 2018-10-20 (土) 15:51:08